プログラミング初心者が学ぶべき言語は「Java」である5つの理由

スキルアップ
Aさん

プログラミングを学んでみたいけど、プログラミング言語はどれがいいのか全然わかんないな・・

Aさんのようにプログラミング言語の選択で困っていませんか?
自分も最初はそうでしたが、プログラミングを勉強したい!と思っても言語はどれを選べばいいのかいまいちわかりませんよね。
この記事ではプログラミング言語の1つであるJavaを初心者が学ぶメリットについて説明していきたいと思います。

Javaとは?

Javaは1995年に「Sun Microsystems」より発表されたプログラミング言語です。
2010年に「Oracle」に吸収合併され、現在はOracleのHPから無料でダウンロードできます。

Javaは世界中で利用者の多いプログラミング言語で、Stack Overflowの 「Stack Overflow Developer Survey 2019」では人気のあるプログラミング言語で第5位につけています。
また、Googleが開発で主に用いる三大言語(Java、C++、Python)のひとつにもなっています。

ランク人気好き嫌い使いたい
1JavaScriptRustVBAPython
2HTML/CSSPythonObjective-CJavaScript
3SQLTypeScriptAssemblyGo
4PythonKotlinCTypeScript
5JavaWebAssemblyPHPKotlin
6Bash/Shell/PowerShellSwiftErlangRust
7C#ClojureRubyC++
8PHPElixirRWebAssembly
9C++GoC++Java
10TypeScriptC#JavaSQL

一度書けば、どこでも動く(Write once, run anywhere)

Javaは「Write once, Run anywhere(一度書けば、どこでも動く)」という理念で開発されており、Javaで書いたプログラミングはWindowsやMacなどのOSを問わず実行することができます。
これはOSに依存している部分をJava仮想マシン(Java VM)が吸収する仕組みになっているため、同じアプリケーションをどのOSでも同じように実行できるためです。

オブジェクト志向のプログラミング言語

Javaはオブジェクト指向を前提としたプログラミング言語です。オブジェクト指向とはプログラムをオブジェクト(モノ)として考え、それらを組み合わせて1つのシステムを完成させる設計方法です。
現在ソフトウェア開発の主流となっている設計方法であり、拡張性、再利用性に優れている特徴から規模の大きなシステムでよく利用されています。

管理人
管理人

ではJavaについてざっくり理解できたところで、Javaをおすすめする理由について見ていきましょう。

情報が多いため学びやすい

Javaは人気の高いプログラミング言語のため、多くの情報が出回っており学習のしやすい言語と言えます。

書籍の数や種類が豊富

世界中で多く使われている言語なので書籍の数が豊富にあります。
マイナーな言語ですと書籍が少なく、読んだ書籍が自分に合わなかったら他に選択肢がないこともあり得ますが、Javaは書籍の種類が豊富なため自分に合う書籍を見つけられるはずです。
初心者用で特に有名なものが「スッキリわかるJava入門 第2版 (スッキリシリーズ)」です。
こちらは企業の研修でも多く使われるほど説明がわかりやすく、Javaの基礎を固めるのに最高の本だと思います。

Web上での学習サービスや情報も豊富

Web上の学習サービスでもほとんど扱われおり、有名なProgateドットインストールpaizaUdemyでも学習することができます。またITエンジニア特化型Q&Aサイトの「teratail」や技術情報共有サービスの「Qiita」でも多くの情報を得ることができるでしょう。
そのほか個人の技術ブログや企業HPでも多くの情報が記載されているため学習しやすい言語と言えます。

試験があり勉強の指針を迷わずにすむ

Javaの資格はいくつかあり、最も有名な資格が「Oracle認定Javaプログラマ(Oracle Certified Java Programmer)」です。これはJavaの開発元であるOracleが提供する公式資格なため、世界共通でJavaのスキルを証明することができます。
試験は難易度別に3つの階級に分類されており、Bronze < Silver < Gold の順に難しくなります。

Java SE 8 Bronze(ブロンズ)

Javaプログラミング言語でプログラムを動かすことが初めての人対象で入門者用の資格です。
Javaについての基本的な文法、オブジェクト指向について基礎的な知識が問われます。

Java SE 8 Silver(シルバー)

Javaプログラミング言語でアプリケーション開発が行える基本的な知識あり、上級者の指導のもとで実装が行えるレベルかを問われます。また「Date and Time API」の基礎などプログラミングのために必要な仕様が理解できているかも問われます。

Java SE 8 Gold(ゴールド)

設計者の意図を正しく理解し、システムを独力で実装できるレベルを対象にしています。
コレクションAPIやファイルの入出力、並行処理などコアライブラリの使用方法に加え、Java8から加わった「ラムダ式」や「Stream API」等を理解できているかを問われます。またデザインパターンなども出題されるため設計〜実装までの総合的な力を身につけている必要があります。

「Javaを勉強したいが何を目標に勉強すればいいかわからない」という方はOracle認定Javaプログラマの資格を目標に勉強してみてはいかがでしょうか。
レベル感的には

  • Bronze・・入社前〜経験半年。
  • Silver・・経験半年〜2年目。
  • Gold・・経験3年目以降。

といったところでしょうか。
転職活動前にBronzeを取っておけば選考も有利に進めていけるはずです。

やりたいことが見つかっていない人におすすめ

「Write once, Run anywhere(一度書けば、どこでも動く)」の理念で作られているため、汎用的に様々なシステムを作ることができます。したがって、今はまだ作りたいものが決まっていないけど手に職をつけたい、お金を稼ぎたいからプログラミングを勉強したい方にもおすすめできる言語です。

Webアプリ開発

JavaはWebサービスやアプリとの相性が良く、TiwitterやAmazon、YouTubeなど様々なWebサービスで利用されています。またWebサイト、いわゆるHP(ホームページ)の作成も可能です。

アンドロイドアプリ開発

アンドロイドアプリの多くもJavaで開発されています。アンドロイドアプリを開発する場合はMacでもWindowsでもLinuxでも可能です。これはJavaがOSを問わずに実行できるためです。
また、有名なアンドロイドアプリ開発言語で「Kotlin」がありますがKotlinはJavaとの相性が良く、Javaのソースコードを呼び出すことができ、逆にKotlinからJavaのソースコードを呼び出すこともできます。

業務システム開発

Javaの代表的な利用方法として業務システムの開発があります。これはJavaがオブジェクト指向で書かれる前提の言語のため、業務システムのような大規模システムと相性が良いからです。
業務システムとは企業内で使われるシステムのことで、顧客管理システムや在庫管理システムなど様々なものがあります。業務システムは主にSierの企業で作られており、Javaを取得をすればSier企業への就職なども可能になります。Sierについてこちらの記事で詳しく説明しています。

オブジェクト指向の書き方が身につく

Javaはオブジェクト指向の代表的な言語です。Javaを勉強していけば自然とオブジェクト指向の考え方、書き方を身につけることができます。これはとても重要なことで、現在作られているシステムの多くはオブジェクト指向で作られているため、オブジェクト指向が理解できていないとシステム設計などに携わることが難しくなるからです。
現役のエンジニア、プログラマーでオブジェクト指向をしっかり理解できている人は以外と少ないため、オブジェクト指向を身につければ価値のあるエンジニアになることができます。

優れたライブラリが豊富で効率よくシステム開発ができる

Javaは利用者が多い言語です。そのおかげでJavaで開発された優れたライブラリ、APIが多数存在します。多くのライブラリ、APIは無料で提供されており、それらを組み合わせて効率良くシステムを開発することができます。
ライブラリやAPIを使えばいわゆる「車輪の再発明」をしなくて済むため、プログラミングのエラーを減らして作業効率をあげることができます。
有名なJavaライブラリとしてApacheソフトウェア財団が作っているライブラリがあります。

ライブラリ名含まれるクラスURL
commons-langJava言語の基本性能を強化するさまざまなクラス群https://commons.apache.org/proper/commons-lang/
commons-loggingログ出力を簡単に行うためのクラス群https://commons.apache.org/proper/commons-logging/
commons-collectionsコレクションをより便利に使うためのクラス群https://commons.apache.org/proper/commons-collections/

求人案件が多い

Javaは求人案件の多さも魅力のひとつです。Javaを扱える十分な実力があれば仕事に困ることもほぼないでしょう。
転職エージェントのレバテックキャリアが発表した2018年度の「プログラミング言語別求人案件割合ランキング調査」ではJavaがトップで31.10%でした。

レバテックキャリアによると、スマートフォン決済サービスやブロックチェーン業界などで需要が拡大しているようです。前年に比べ4.8ポイント増加しており、これからもJavaエンジニアへの需要は増え続きそうですね。

スキルチェンジがしやすい

Javaは前述した通り様々なプラットフォームで動かすことができるため、ほかの言語に比べてスキルチェンジがしやすいと言えます。例えば、将来アンドロイドアプリの開発案件が減ってきたとしても、Javaのスキルがあれば業務システムの開発やWebサービスの開発を行う企業へ転職し即戦力として働くことも可能なため、Javaを習得すればエンジニアとしての価値が高いといっても過言ではないでしょう。

まとめ

プログラミング初心者がJavaを学ぶメリットについて書きました。決して習得するのが簡単な言語とは言えないJavaですが、エンジニアとして長く活躍したい方にはうってつけの言語ではないでしょうか。
また、Javaエンジニアにおすすめの書籍をこちらの記事で紹介しているのでぜひ読んでみてください。

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