新人エンジニアに求められるものはコミュニケーション>>技術力

ITの仕事について

こんにちは、ブタエンジニアです。
今回は開発の現場で、コミュニケーションがいかに大切かという話をしていきたいと思います。

新人Aくん

来月から初めて客先で働くことになります。

何か気をつけることはありますか?

管理人
管理人

まずは客先のメンバーとしっかりコミュニケーションをとることを意識しましょう!

技術力よりもコミュニケーション力が大事な理由

入社後初めて客先で働くことになった新人Aくん。
仕事についていけるのか、怖い人はいないかなど不安はたくさんあると思います。

とくに技術の部分では数ヶ月の研修で現場に出て通用するのかと不安で仕方ないと思います。

そんな新人Aくんに言いたいことは1つ・・

技術力は後からついてくるから、コミュニケーションのとり方を工夫しよう!!

ということです。

ぶっちゃけ技術については、客先に入る前に何の言語が等の基本的なことはわかりますが、入ってみないとわからないこともたくさんあります。

仕事を続けていく中で必要だと思った技術をその都度学んでいけばいいのです。

そしてそもそもの話として、新人に技術力は期待していません。

しっかりコミュニケーションをとれて、指示された内容を指示通りやってくれるだけで十分です。

ではコミュニケーションをとるうえで気をつけるべきことはあるのでしょうか?

仕事の最初の目標はホウレンソウを行う習慣をつけること

まずプロジェクトのリーダーが一番困ることを言います。
それは

部下が今何の作業をやっていて進捗はどれくらいなのかがわからないこと

です。

リーダーが朝部下に指示を出したが、夕方くらいになっても何の報告もない。
部下に聞いてみると、

  • 不明点があり、そこから作業が進まない。
  • 全体的に難しい内容だったため、進捗が遅れている。
  • すでに作業ができあがっているが、今日中の作業だから残り時間は暇を潰している。

いった状態になっていることがたびたびあります。
3つ目はちょっと論外ですが、1つ目2つ目の状況だと夕方から作業のリカバリーをするはめになり、無駄に残業時間が増えてしまいます。

こういったことを防ぐためにホウレンソウ行う習慣を身につけましょう。

ホウレンソウもただ業務を報告・連絡・相談するだけでなく、ちょっとした工夫をするだけでチーム内で評価されるようになります。

報告・連絡

結論から伝える

コミュニケーションの行き違いが発生する原因として、思い込みがあります。
人は直感的に結論を想像しながら話を聞いてしまうため、話の結論があやふやだったりすると相手に勘違いされて受け止められてしまうのです。

リーダー

今日の作業の報告をしてくれるかな?

新人くん

今日は朝から結合テストを行なっています。

リーダー

それで?

新人くん

途中でお客さんから以前納品したシステムの不具合について報告をいただきました。

リーダー

えっ?

新人くん

・・・・・・・

新人くん

システムの不具合対応は完了しましたが、実は結合テストが大幅に遅れています。

リーダー

何だって!?

上の例だと結合テストが遅れていることをまず伝えるべきですが、最初の2つの話からは伝わっていません。そのためリーダーは不具合対応の報告かと思っていたら最後に進捗の遅れを報告され驚いています。

このように人は先入観を持って話を聞いてしまうため、コミュニケーションの行き違いが生じてしまいます。こういったことを避けるため、報告・連絡では結論を先に持ってきましょう。

メールやグループウェア、メモを使う

作業を報告するときに話をうまくまとめられない、といった経験はないでしょうか。

自分も新人の頃はそうでしたが、業務知識が乏しく専門用語が理解できていない新人のころは話をまとめられず何を伝えたいのかわからなくなったり、相手から質問されると頭が真っ白になったりしていました。

話をまとめるのが苦手な人はメールやグループウェア、メモ等に話の要点をまとめて相手に見てもらいましょう。
まとめたものを見てもらいながら口頭で補足していくと相手も理解しやすくなり、話の論点がズレていくことを防ぐことができます。

相談

理解できている箇所とできていない箇所を明確にしよう

業務を行なっていると不明点が出てきて先輩や上司に質問することがありますが、ただ漠然と「ここがわかりません」と伝えるのはやめたほうがよいです。
なぜなら質問された側からすると、どこがわかっていないか明確でないため1から10まで説明しないといけないですし、すでに相手が理解できている箇所も説明するのは時間の無駄です。

不明点は細分化し、自分がどこまで理解できていてどこでつまずいているのか分析して相談しましょう。

新人くん

データベースに接続したいのですが繋がりません。どうしたらいいですか?

だとどこでつまづいているのかわからないですよね。

新人くん

データベース接続の処理を書いたのですが、繋がりません。データベースのドライバとパスは間違っていないことは確認しました。IDとパスワードが間違っていないか見ていただいていいでしょうか?

最低でもこれぐらい、自分ができていることを報告して相談しましょう。

また、結城浩先生の公式サイトに技術系メーリングリストで質問するときのパターン・ランゲージという記事があります。質問する際のテンプレートして大いに参考になると思います。

【所属機関や自分の技能を表現する解説】の【氏名】です。

○○を実行すると、○○というエラーになる問題で困っています。
原因または解決策をご存知の方はいらっしゃいませんか。

私の行った手順は以下です。
(1)
(2)
(3)

すると、以下のような結果になりました。

【表示されたものをコピー&ペーストする】

私は【予想結果】になると思いました。
なぜなら、【参考資料】には、
以下のように書かれているからです。

> 【適切な分量の引用】
> 【適切な分量の引用】
> 【適切な分量の引用】

原因を確かめるため、以下のようなテストを行ってみましたが、
問題の解決には至りませんでした。

(a) 入力を○○ではなく××にしてみた
→上記と同じ結果になった

(b) ソースプログラムの○○をやめて、××にした
→以下のようなコンパイルエラーになった

【エラーメッセージのコピー&ペースト】

なお、私の環境は以下の通りです。
【マシン, メモリ量, 関連周辺機器, OS, 利用ソフト, バージョンなどを箇条書きに】

検索エンジンで○○、××、△△を検索しましたが、
◎◎に関するページばかりで、解決に役立つ情報は見つかりませんでした。
このメーリングリストの過去ログも調べましたが、
○○に関する話題は見つかりませんでした。

【個人を識別する適切な署名】

15分ルールを作る

明点の解決方法を自分で探す場合は15分経ってできなかったら相談しましょう。

作業には期限があり、1人で悩んでも解決しない場合どんどん進捗が遅れていきます。1つのことに1時間2時間悩んで作業が止まっていました、ですとチームリーダーやチームマネージャーからすると早く相談してくれという気持ちしか出てきません。

Googleの人工知能チームでも15分ルールを採用しています。

問題が起きた時は
【1】最初の15分は自分自身で解決を試みる
【2】15分後も解決していなかったら必ず人に聞く
前者を守らないと他人の時間を無駄にし、後者を守らないと自分の時間を無駄にする。

http://tkybpp.hatenablog.com/entry/2016/08/16/173055

仕事の指示を受けるとき場合

上司やリーダーから仕事の指示を受ける場合、当然ですが相手の話を「聞く」というフェーズがあります。
業務では、この「聞く」というフェーズを起点にして、実際に業務を実施し、結果を報告するという流れで行います。

「聞く」ことができないと相手の要望を正確に聞き出すことができず、相手の望んでいない成果物をつくってしまいます。最悪なのは何時間もかけて作ったものが全く役に立たない成果物であった場合です。
このような場合、本来の目標方向に軌道修正しても最初よりたくさんの時間と労力が必要になってしまいます。

これを避けるために確認作業もしっかり行なっていきましょう。

反映型リスニングで話の確認

相手の話を聞く場合、次のどちらの気持ちで聞いていますか?

  1. 話が下手だなあ、下手だから何を言ってるかわからないや。
  2. 話をちゃんと理解したい、理解できないのは自分の聞く力が足りないからだ。

1の場合だと、自分では解決できません。相手が実際に話下手だとしても、それが原因で自分が間違った指示を受けてしまうと間違ったまま仕事をしてしまいます。つまり、結局損をするのは自分となります。
自分が損をしないためにも2の立場に立って「聞く」努力をしたほうが賢明です。

では自分が相手の話を理解しているかどう確認すればいいのでしょうか。
最も簡単な方法は自分が聞き取ったことを言葉にすることです。自分の言葉に置き換えて言えるとベストですが、難しければオウム返しでも十分効果があります。

●反芻型リスニングをしない場合

リーダー

明日の朝10時までに部長へ報告書を提出してね。

新人くん

わかりました。

●反芻型リスニングをした場合

リーダー

明日の朝10時までに部長へ報告書を提出してね。

新人くん

はい、明日の朝10時までに部長へ報告書を提出ですね。
わかりました。

指示を出した側も相手がしっかり聞いてくれていると感じるため安心します。

「ピープル・スキル」ではこのような言い換えの手法を反映型リスニングと呼んでいます。
反映型リスニングは色々なメールなどでも応用が効き、様々なシチュエーションで使えるためぜひ習慣化していきましょう。

成果物の雛形を作って確認してもらおう

相手の話をしっかり聞き取ったとしても細かいところで齟齬が生じることがあります。そういったところを早めにすり合わせるために、成果物の雛形を作って一度チェックをしてもらうと安心です。

できれば指示をもらって2時間くらいで見せられるとベストです。朝一で指示をもらった場合ですと午前中に見せて確認できれば午後から不安なく作業に取り組むことができます。

まとめ

今回はエンジニアのコミュニケーションについて書きました。エンジニアにとってコミュニケーションはとても重要にも関わらず、苦手としている人が多い印象です。
しかし言い換えればコミュニケーション能力が高いと周りに差がつき、仕事の成果もあがり上司やお客さんに認められやすくなります。

新人として現場に入りたてのころは学ぶことが多く大変な時期ですが、ぜひここで紹介したコミュニケーションの取り方を参考にして成果を出していってください。
エンジニアに転職して一年目の仕事内容についてはこちらの記事に書いてあります。

また下記の書籍を参考にこの記事を書いているため、エンジニアの仕事の進め方に興味がある方はぜひ見てみるといいと思います。

コメント

  1. […] 新人エンジニアに求められるものはコミュニケーション>>技術力こんにちは、ブタエンジニアです。今回は開発の現場で、コミュニケーションがいかに大切かという話をしていきたい […]